第33回和倉温泉北國春花火(北國新聞社、和倉温泉観光協会、同温泉旅館協同組合主催)は16日、石川県七尾市和倉温泉の和倉港周辺で行われた。温泉街の公園「湯(ゆ)っ足(た)りパーク」では、地元住民や観光客らが次々に打ち上がる光の大輪に見入った。
台船2隻から同時に上がった10号玉で幕を開け、桜の花びらを模した花火など趣向を凝らした光のショーが繰り広げられた。フィナーレでスターマインが夜空を黄金に染めると、観客から拍手が湧き起こった。
家族5人で見に来た坂本光成君(6)=輪島市大屋小1年=は「ハート形の花火がとてもきれいだった」と感動した様子で話した。
新型コロナ感染防止のため、昨年に続き、周辺にイベント会場は設けなかった。
無断転載・複製を禁じます