富山県は8日、県内で190人が新型コロナウイルスに感染し、高齢者2人が7日に亡くなったと発表した。高岡市の高齢者向け居住施設で県内242件目となるクラスター(感染者集団)の発生が明らかになった。累計は感染者2万9375人、死者85人。

 高岡市の居住施設では、入居者4人と職員4人の陽性が確認された。入居者1人が中等症で、残る7人は軽症か無症状。検査した63人のうち、感染者を除く55人は陰性だった。

 死亡した高齢者は2人とも基礎疾患があり、1人が医療機関に入院し、もう1人が医師の指示を受け、施設で療養していた。4月に入ってからの死者数は7人となった。

 新規感染者は前週の同じ曜日を63人下回った。小矢部市の50代女性が肺炎などの中等症で、残りは軽症か無症状。富山市が73人で約4割を占め、高岡市21人、砺波市19人、滑川市16人と続いた。年代別では20代が最多の35人で、10代33人、10歳未満32人、30代30人、40代27人など。みなし陽性は3人だった。

 県内の入院は63人。そのうち重症者は4人で、前日から1人増えた。宿泊療養施設入所は182人、自宅療養は2058人、入院などの調整中は172人となっている。

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