四回まで無安打の好投を見せた星稜の先発武内=甲子園

  ●四回まで無安打

 星稜の先発マウンドを任された武内涼太は、四球を連発しながらも、四回まで国学院久我山打線を無安打に抑えた。五回途中で無念の降板となったが、夏に期待を抱かせる度胸満点のピッチングが光った。

 4強を懸けた大事な一戦。気合は十分だった。初回、2四死球でピンチを招いたが、最後は三振に仕留めた。五回、四球で先頭を歩かせ、初めて打たれた安打がタイムリーとなったところで、マーガード真偉輝キアンにバトンタッチした。

 「最低限」と挑んだ5回を投げきれず、「流れを引き寄せたかったが、体の軸が安定せず、四球でリズムが悪くしてしまった」と悔やんだ。「(マーガードに)頼ってばかりなので、もう少し自分が頑張りたかった」。反省の言葉が並んだ。

 球質改善を課題に挙げた2年生右腕は「真っすぐも変化球も全てで勝負できる投手になって、夏はこの舞台に戻ってきたい」と誓った。

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