梶市長(左から2人目)や家族と万歳し、当選を喜ぶ坂口氏(同3人目)=13日午後11時15分、輪島市塚田町

 任期満了に伴う輪島市長選は13日、投開票が行われ、前副市長で無所属新人の坂口茂氏(65)=町野町広江=が8840票を獲得し、元市職員で無所属新人の林平成人(はやしひらなるひと)氏(62)=下黒川町=に1116票差で競り勝って初当選を果たした。投票率は76・02%で、2018年の69・92%を上回った。

 現職梶文秋氏の引退に伴う新人同士の争いとなり、市政の継承か刷新かが問われた。

 梶市長の下、昨年4月まで副市長を務めた坂口氏は昨年12月16日に出馬を表明した。自民党輪島支部の支持を受け、梶市長や、市議15人のうち11人が支援に回った。副市長経験者としての「即戦力」と「実行力」をアピールするとともに、組織力を生かした戦いを繰り広げた。

 前回選で敗れた林平氏は立憲民主県連の推薦、社民県連合輪島・穴水支部の支持を受けたが、組織に頼らない活動を展開してきた。「相手は事実上の現市政の継承者である」として市政刷新を訴えたが及ばなかった。

 坂口氏の任期は19日から4年間となる。当選証書付与式は14日、市役所で行われる。

 ★さかぐち しげる 輪島市出身。1980年徳島大工学部卒後、建設会社勤務を経て、82年に旧輪島市役所に入庁し、市交流政策部長などを歴任。2013年から21年4月まで副市長を務めた。同市町野町広江3の9の1。65歳。

  ●輪島市長選開票結果 

 当8,840坂口 茂無新(1) 

 7,724林平 成人無新 

 全票終了、無効140 ○内の数字は当選回数

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