石川県は13日、県内で新たに391人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。県のモニタリング指標は3項目が改善した。県内の累計感染者は2万9921人となった。
感染経路の内訳はクラスター(感染者集団)関係が1件で5人、濃厚接触者が116人で、69%を占める残り270人については調査中。クラスターは金沢医療センター関連で、20~80代の男女5人が感染し、累計30人となった。いずれも軽症か無症状。
新規感染者は県内11市町の10歳未満~90歳以上の男女。年代別では10歳未満が最多の101人で、40代が79人と続いた。市町別では金沢市が最多176人、白山市55人、野々市市46人などとなった。金沢市の40代女性と80代男性、津幡町の60代女性が中等症で、残りは軽症か無症状となっている。
県のモニタリング指標では病床使用率が25・5%(126人)、1週間当たりの新規感染者数が2574人、経路不明者数が1794人に下がった。重症病床使用率は前日と変化がなかった。
宿泊療養中は20人減の77人、入院・宿泊療養予定者は23人増の739人となった。377人が退院した。
県内では13日午前10時までに、新たに532件の検査結果が報告された。
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