石川県は11日、県内で新たに444人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。金沢医療センターでクラスター(感染者集団)の発生も判明。県内の累計感染者は2万9172人となった。

 新規感染者はクラスター関係が20人、濃厚接触者が168人で、残り256人の感染経路は調査中。

 新たに感染したのは県内15市町と県外在住の1歳未満から90歳以上の男女。症状別では中等症が6人で、残りは軽症または無症状だった。市町別では金沢市が201人と最も多く、白山市の63人、小松市の54人と続いた。

 県のモニタリング指標では病床使用率は前日比2・0ポイント減の26・3%、重症病床使用率は7・4ポイント減の2・4%となった。1週間当たりの新規感染者は7人増の2635人、経路不明者は53人減の1856人。

 自宅療養者は212人増の2392人、入院・宿泊療養予定者は14人減の822人となった。236人が退院した。

 県内では同日午前10時までに、新たに1300件の検査結果が報告された。

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