(1)谷本県政に足りないと感じる点は
県民向けに情報発信
コロナ対策を含めた県と市町の連携、情報共有、県民への情報発信に課題がある。定期的な知事、市長・町長との意見交換の場を持ち、問題意識を共有して県民へ情報発信していくことが必要。そのことが県民への医療福祉の安心につながっていく。
(2)県政の最優先課題は
コロナ対策とは別に、一番に能登の過疎対策を最優先課題として挙げたい。金沢の一部、加賀地区にも同様の課題はあるが、新幹線効果を含めた展望もみられる。能登の場合は民間、市町の努力はもちろん、県がリーダーシップを取った対策が必要だ。
(3)現職が託した「日本海側のトップランナー」への思いにどう応えるか
富山、福井両県には私と同世代の新しい知事が誕生した。3県が連携し、新幹線効果を含めた北陸地区の活性化を図る。そのために、各地域の個性に磨きをかけ、切磋琢磨することが必要だ。東京から移動時間も短く、ワーケーションなどを推し進めたい。
(4)金沢城二の丸御殿の復元整備など大型事業を引き継ぐ。どう動かすか
県立野球場議論する
二の丸御殿の復元整備は、できる限り史実に基づき、県民の誇りのよりどころにしたい。西部緑地公園にある県立野球場、産業展示館の建て替えは現在地のままでいいか、県全体のバランスをみて能登や加賀がふさわしいか、そこから議論を始めたい。
(5)県政のキーワードに何を掲げるか
「多様性と共感」を挙げたい。年齢、性別、障害の有無などと関係なく、やる気や熱意のある方が自分の能力を発揮できる社会をつくる。互いに尊重し合うことができる社会が、県民の最大幸福につながっていくと確信している。
(6)候補予定者の各氏に対し、最も共感できる点は
馳氏は、歴史文化を大切にする点。山田氏は、石川文化スポーツコミッション(仮称)など、将来を見越した施策を提言している点が共感できる。飯森氏は、福祉医療への充実を挙げる点だ。
(7)4氏の中で、自分が最も優れている点は ジェンダー平等全力
県民の声現場で聞く
自分の価値観、問題意識を持った上で、広く現場に足を運び、県民の声を聞く力を持っている点。また、自ら先頭に立ち、県民へ説明をしながら施策を進めていく点。力強く本物のトップセールスを行ってきた経験を生かせる点。