(1)谷本県政に足りないと感じる点は

 総務省資料で、決算における土木費の割合は全国8位に上り、県民1人当たりの借金も109万円になった。一方、老人福祉費は31位と大型開発優先で暮らしの応援が後回し。県民目線に立てず、「福祉の心」を欠いている。

(2)県政の最優先課題は

 オミクロン対策一括

 新型コロナ対策。療養者数や死亡者数の増加など重大な事態という認識に立ち、オミクロン株の特徴に即した対策を一括して取る。「誰でも、いつでも、無料で」PCR検査ができる体制、保健所体制の抜本的強化を進める。

(3)現職が託した「日本海側のトップランナー」への思いにどう応えるか

 税金の使い方を抜本的に転換する。公共事業は生活関連道路の維持、補修や特別養護老人ホーム建設など生活密着型に切り替え、経済波及効果を地域に循環させる。農林漁業を再生し、近場旅行のマイクロツーリズムで観光需要の喚起を図る。

(4)金沢城二の丸御殿の復元整備など大型事業を引き継ぐ。どう動かすか    

 大型事業は抜本的に見直し、機械・繊維・伝統工芸産業を支え、県内の中小零細企業への波及効果を重視する。暮らし応援の施策を基本に据えて、金沢城二の丸御殿の復元整備は県民の合意を得ながら拙速にならないようにする。

(5)県政のキーワードに何を掲げるか

 再生エネで雇用創出

 「いのちと健康」「経済と生活」「子どもの未来」を県政の真ん中に据える。ジェンダー・環境先進県へ、志賀原発の廃炉や再生可能エネルギー・省エネルギー政策で新たな雇用と仕事を創出し、優しく強い石川の経済をつくる。

(6)候補予定者の各氏に対し、最も共感できる点は

 馳氏は、乳幼児医療費助成の対象年齢拡大を掲げている点。山田氏は35人学級を小中学校で実現するとしていることだ。山野氏は多様性が当たり前の社会づくりについて共感している。

(7)4氏の中で、自分が最も優れている点は

 ジェンダー平等全力

 毎日の生活の実感から生まれる願いをもとに県政を運営すること。36年間、子どもの医療費窓口無料化を求めて署名を集め、県と毎年交渉してきた。「大きな岩でも地道な運動で必ず動く」を信念に、気候危機、ジェンダー平等でも全力で取り組む。

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