氷見市内のサイクリング大会に参加した愛好者=2020年10月

氷見市など6都市が参加して開かれたシンポジウム=氷見市役所

 氷見市は3月から、サイクルツーリズムをPRするウェブサイトの本格運用を始める。スマートフォンなどから市内のサイクリング情報が閲覧できるのが特徴だ。美しい景観や観光施設を紹介し、英語や中国語にも対応する。自転車を活用したまちづくりを推進する全国市区町村長の会のイベント「第3回全国シクロサミット」が19日開かれ、今後の取り組みとして説明した。

 ウェブサイト「サイクリングひみ」は、氷見市内9コースの所要時間や見どころを紹介。各コースをグーグルマップなどで検索でき、PDFで印刷が可能となっている。会員制交流サイト(SNS)のインスタグラムと連携し、自転車で訪れてほしい場所を拡散する趣向もある。ウイズコロナの観光誘客策として企画した。

 サミットはウェブ会議で開かれた。ナショナルサイクルルートを抱える6都市の担当者がパネルディスカッションした。氷見市は富山湾岸サイクリングロードの玄関口に当たる都市として打診があった。

 パネリストを務めた氷見市観光交流課の角井久則課長は、富山湾岸サイクリングコース102キロのうち、氷見からは美しい海越しの立山連峰などが楽しめることを紹介。ひみ寒ぶりや氷見牛も全国の愛好者を味わってほしいと呼び掛けた。

 サミットには、北海道帯広市、滋賀県守山市、和歌山市、愛媛県今治市、茨城県土浦市の5市も参加。飲食や休憩の施設の整備や、沿線自治体の広域連携が課題として上がった。識者からは氷見から生まれたサイクリスト向け菓子「サイクルようかん」を評価する声が出た。

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