東証1部上場のアイ・オー・データ機器(金沢市)は9日、経営陣による自社買収(MBO)を実施すると発表した。創業者の細野昭雄会長が代表を務める会社「AHC」(金沢市)を通じて株式公開買い付けを行い、子会社化する。アイ・オー・データ機器は公開買い付けに賛同しており、成立すれば6月下旬に上場廃止となる。

 株式を非公開化することで短期の業績に左右されずに、迅速で柔軟な経営判断が可能になる。

 買い付け期間は2月10日~3月28日で、買い付け予定数の下限は発行済み株式の55・97%に当たる725万6698株。価格は1株1300円とし、9日の終値(896円)に45%上乗せする。

 アイ・オー・データ機器は1976(昭和51)年創業で、デジタル家電周辺機器などの開発・製造・販売を手掛ける。2004年、ジャスダック証券取引所に上場。13年に東証ジャスダック市場、15年に同2部、16年に同1部に上場した。

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