石川県は7日、県内で新たに386人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。新たに福祉施設のクラスター(感染者集団)も発生した。

 新規感染者の感染経路は、クラスター関係では2日に公表された学校関係が2人。濃厚接触者が87人で、残り297人は感染経路が分かっていない。

 新たに感染したのは珠洲、志賀、宝達志水、穴水を除く15市町と県外在住の1歳未満~90歳以上の男女。金沢市が最多の196人で小松市が44人、野々市市が30人と続いた。症状別では中等症が18人で、残りは軽症または無症状だった。

 病床使用率は前日から3・3ポイント上がって56・3%(最大確保病床487床)となった。重症者は前日と変わらず6人で、重症病床使用率も前日と変わらず14・6%。運用病床使用率(運用病床480床)は4・0ポイント増の67・2%だった。

 入院中の患者は前日から16人増の274人、自宅療養中は302人増の3595人、入院・宿泊療養予定は200人減の1190人となった。272人が退院した。

 県内の累計感染者は1万6213人となった。県内では7日午前10時までに、新たに728件の検査結果が報告された。

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