石川県は4日、県内で新たに551人が新型コロナウイルスに感染し、感染者1人が死亡したと発表した。亡くなった人の性別や年齢は公表していない。1日当たりの新規感染者数は昨日の714人に次いで過去2番目。学校1校と高齢者施設2カ所で新たなクラスター(感染者集団)も確認された。県内の累計死亡者は144人、累計感染者は1万4826人となった。
新規感染者の内訳はクラスター関連が11人、濃厚接触者が129人で、残り411人の感染経路は分かっていない。
新たに感染したのは県内全市町と県外在住を含む1歳未満~90歳以上の男女。金沢市が最多の224人で、野々市市が70人、小松市が59人、白山市が50人と続いた。症状別では中等症が2人で、残りは軽症または無症状だった。
病床使用率は前日から4・9ポイント上がって47・8%となり、重症病床使用率は前日から変わらず12・2%。
入院中の患者は前日から24人増の233人、宿泊療養中は9人減の182人、自宅療養中は54人減の2633人、入院・宿泊療養予定は294人増の1612人。297人が退院した。
県内では4日午前10時までに、新たに1243件の検査結果が報告された。
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