石川県警は29日、金沢東署に容疑者として留置された20代の男性3人が新型コロナに感染したと発表した。県警の留置施設で感染者が確認されたのは初めて。県警によると、感染経路は不明で、3人は県内の別の留置施設に移送された。同署は留置者の受け入れを停止している。

 県警によると、26日に1人が発熱を訴え、PCR検査を行ったところ、27日に陽性が判明。同じ施設にいた2人も27日にPCR検査を行い、28日に感染が分かった。このうち1人は倦怠(けんたい)感を訴え、もう1人は無症状となっている。

 3人は金沢東署の個室におり、留置される前に行った簡易検査キットによる検査では陰性だった。

 ほかの留置者や、感染した留置者と接触したとみられる署員の検査を行っており、28日時点でほかに感染は確認されていない。県警によると、業務に影響はないという。

 全国では、警視庁や千葉県警、愛知県警などの留置施設でクラスター(感染者集団)が発生している。

無断転載・複製を禁じます