猫を主役とした絵本原画を鑑賞する関係者=富山市の県美術館

 富山県美術館の「絵本原画ニャー! 猫が歩く絵本の世界」展(同館、富山新聞社、北國新聞社、富山テレビ放送主催)は開幕前日の28日、富山市の同館で、関係者による開会式が行われた。国内外の若手、ベテラン15組の作品や制作資料など、原画でしか味わえない雰囲気が会場を包み、絵本から飛び出てくるかのような猫たちの愛くるしい表情で満ちた。

 開会式では、知事代理の出来田肇生活環境文化部長があいさつ、雪山行二館長らが加わってテープカットした。参加者らは29日から始まる一般公開を控えた展示室を内見した。

 会場では、擬人化された猫、空飛ぶ猫、化け猫など作家のみずみずしい発想から生まれた絵本やスケッチ約250点を堪能できる。原画などは「仲間」「歩いて数歩の小宇宙」「絵本を閉じても、もれてくるたのしさ」の3分類で展示される。

 「仲間」では猫のコンビでストーリーが進んでいったり、たくさんの猫に圧倒されそうになったりする絵本が紹介されている。「歩いて…」には猫を取り巻く自然、人間などにも視点を注いだ作品。「絵本を…」ではユーモアあふれる猫の姿、音楽が聞こえてくるような原画などが並ぶ。

 29日から午前9時半~午後6時(入館は午後5時半まで)に開場し、祝日を除く毎週水曜日が休館。会期は3月6日まで。観覧料は一般900円、大学生450円、高校生以下無料。

無断転載・複製を禁じます