●全域で重点措置開始

 新型コロナウイルス対応のまん延防止等重点措置の適用が27日、石川県全域を対象に始まった。期間は2月20日までで、県内全域に適用されるのは初めて。県は同日、感染した1人が死亡し、新たに493人が陽性となったと発表した。中等症は7人で、その他は軽症か無症状だった。感染者の累計は1万1263人。

 亡くなった人の年齢や性別、死亡日は非公表。死亡後の検査で感染が判明した。県内の死者は累計141人。

 27日は金沢市の松原病院など3件のクラスター(感染者集団)も確認された。1月のクラスター発生件数は月別で過去最多の19件。

 松原病院では患者やスタッフ18人が陽性となり、病院は患者が出た病棟の入退院を制限した。高齢者福祉施設2件でもクラスターが確認され、3件で計46人。

 新規感染者493人のうち年代別では20代の104人が最多。30代以下は327人と全体の66・3%となった。感染経路不明者は340人で、入院・療養待機者は1309人に増えた。

 自宅療養者は96人増の970人となり、入院・療養を終えたのは91人だった。入院治療中の患者は6人減の159人。感染届の取り下げが1件あった。

  ●福祉施設の一斉検査開始

 県は27日、感染が発生するとクラスターになりやすく、重症化リスクが高い人が利用する医療機関や高齢者施設、障害者施設の従業員を対象とした一斉検査を始めた。2月末までに1施設当たり2回検査する。

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