厚生労働省は26日、専門家による分科会を開き、5~11歳の子どもを対象とした新型コロナウイルスワクチンについて、接種を強く促す予防接種法上の努力義務規定を適用するかどうかを巡り議論した。早ければ3月にも接種を始める方針だ。
予防接種法には「対象者は接種を受けるよう努めなければならない」とする規定があり、努力義務と呼ばれる。新型コロナワクチンでは妊婦を除く12歳以上に適用されているが、5~11歳は感染しても軽症が多いことなどから、これまでの分科会では慎重な意見も出ていた。
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