●重症者はゼロ

 石川県は24日、県内で1歳未満から90歳以上の193人が新型コロナに感染し、新たに8件のクラスター(感染者集団)を確認したと発表した。一日のクラスター公表数では過去最多で、うち5件が園児が通う施設だった。

 政府は24日、緊急事態宣言に準じた対応が可能となる「まん延防止等重点措置」について、石川を含む18道府県を追加する方針を決めた。25日の政府対策本部会議で正式決定する。期間は27日から2月20日まで。

 県内の新たなクラスターは幼稚園や保育園など園児が通う施設5件に加え、金沢市の医王ケ丘病院、県内の高齢者福祉施設、高校運動部で確認された。24日までに確認された分を含めると、新規クラスターの累計感染者は111人で、うち園児は63人だった。すでに公表された金沢市大徳小で1人、同市八田保育所で5人の陽性も分かった。

 遊学館高は24日、3学年19クラスの生徒が感染したとホームページで発表した。26日まで休校する。

 クラスターは今月に入り過去2番目に多い16件が発生。最多は第5波が流行した昨年8月の18件。

 新規感染者193人のうち感染経路不明者は101人だった。年代別では10歳未満が41人と最多で、30代以下が136人と全体の70・4%を占めた。症状別では軽症が140人、無症状51人で、中等症は1人、調査中が1人。重症者はいなかった。新規陽性者が200人を下回るのは4日ぶりで、累計は9913人。

 自治体別では13市町で感染が確認され、最多は金沢市の101人で全体の52・3%を占めた。白山市27人、加賀市20人、小松市12人と続いた。富山県は113人、福井県は124人が感染した。いずれも重症者はいなかった。

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