●コロナ対策会議で方針決める

 新型コロナの感染拡大により、石川県が県内全域を対象とする「まん延防止等重点措置」の適用を政府に申請したことを受け、金沢市は24日、緊急の対策本部会議を開いた。申請が認められた場合、時短営業に協力する市内の飲食店に、市独自の支援金を支払う方針を決めた。受験を控える中学3年生への対応として、オンライン授業を受ければ欠席扱いにしないことも確認した。

 重点措置は27日ごろに適用されるとみられる。県は、感染対策の第三者認証を取得した飲食店では午後9時までの営業と午後8時までの酒類提供を可能とし、非認証店には終日酒類提供自粛を求めた上で午後8時までの営業とする方針。要請に応じた店舗には協力金を支払う。金沢市はこれに上乗せする形の支援金を検討する。

  ●旅行割の既存予約、値引きの対象外に

 市役所第2本庁舎で開かれた会議では、市旅行割「五感にごちそう金沢宿泊キャンペーン」の新規予約の受け付けを停止し、既存予約は値引きの対象外とすることも説明された。山野之義市長は「県と歩調を合わせた対策を取っていく。緊急性があるものについては補正予算の編成に取り組む」と述べた。

 市内の小中学校では23日時点で79人が感染し、最多だった昨年8月の109人に迫っている。野口弘教育長は部活動に関し、2月21日まで他校との練習や試合を禁じ、平日の練習時間は1時間、休日は2時間以内とするよう各校長に通知するとした。保護者や地域ボランティアらには来校を控えるよう求める。

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