作品を鑑賞する出席者=19日午前10時、石川県立美術館

 洋画の第74回示現会展巡回金沢展(示現会、同会石川県支部、北國新聞社主催)は19日、金沢市の県立美術館で開幕した。風景や静物を題材とし、具象表現を探求した80点が来場者の視線を誘った。

 昨年3月に東京の国立新美術館で展示された本展の巡回展で、開催は2年ぶりとなる。

 本部基本作品は、山あいの川に囲まれた集落を透明感に富む色彩で表現した成田〓介理事長の「川のみえる風景」、越前海岸の集落の雪景色を描いた中村末二石川県支部長の「海辺の村」をはじめ59点が展示された。

 地元作品は21点が披露され、北國新聞社の設ける「北示(ほくし)賞」に選ばれた熊野智子さん(小松)の「ふくろ・袋・フクロ」が来場者の目を引いた。

 開場式では、錦織重治常務理事のメッセージを中村支部長が代読した。表彰式も行われ、北示賞の熊野さん、奨励賞の清坐繁さん(金沢)、吉本志津江さん(同)をたたえた。会期は23日まで。入場料は500円。

無断転載・複製を禁じます