石川県は18日、園児から80代の114人が新型コロナに感染したと発表した。一日の感染者では過去3番目に多い。金沢市大徳小と能美市立粟生保育園、会食関係の三つのクラスター(感染者集団)が新たに判明。いずれも軽症か無症状で、重症者は昨年10月30日以来81日間ゼロが続く。

  ●過度に驚く必要ない

 県新型コロナウイルス対策専門家会議の谷内江昭宏座長(金大附属病院副病院長)は「全国の感染状況を見れば、過度に驚く必要はない。冷静に受け止めて、これまでの基本的な対策を続けてほしい」と呼び掛けた。一方で「急速に感染者数が膨らむことで、保健所の情報収集が滞る懸念がある」と指摘した。

 18日の新規クラスターでは大徳小児童5人、粟生保育園の保育士や職員12人、会食関係8人の陽性が判明。クラスター累計は120件になった。

 すでに公表されたクラスターでは金沢星稜大ゼミ2人、星稜高運動部1人、事業所関係2人の感染が分かった。新規感染者114人のうち、感染経路不明は過去2番目に多い73人で、濃厚接触者・接触者は22人。

 県内では、昨年7月28日の119人が一日の感染者で最も多く、同8月4日の118人が2番目に多い。

 18日は富山県で30人、福井県で78人の陽性が判明した。

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