「勝訴」と書かれた紙を掲げる弁護士と原告の奥田恭正さん=18日午後、名古屋地裁前

 名古屋地方裁判所

 マンション建設の反対運動中、現場監督に暴行したとして逮捕、起訴され、その後無罪が確定した名古屋市の薬剤師奥田恭正さん(65)が、警察庁のデータベース(DB)で保管されているDNA型データなどの抹消を国に求めた訴訟の判決で、名古屋地裁(西村修裁判長)は18日、抹消を命じた。代理人弁護士は「無罪確定後にDBからの抹消を命じる判決は初めてではないか」としている。違法捜査による損害賠償請求は棄却した。

 訴状などによると、奥田さんは2016年10月7日、自宅近くのマンション工事現場で、現場監督の男性を突き飛ばしたとして、愛知県警に暴行容疑で現行犯逮捕された。

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