記者会見に臨むエリック・ゼムール氏=17日、パリ(AP=共同)

 【パリ共同】パリの裁判所は17日、4月のフランス大統領選に出馬を表明した極右評論家エリック・ゼムール氏が、移民を「泥棒」「人殺し」などとした発言について、憎悪教唆や人種的侮辱の罪に当たると判断し、求刑通り罰金1万ユーロ(約130万円)の判決を言い渡した。フランスのメディアが報じた。

 ゼムール氏が憎悪教唆で有罪となったのは3度目。判決は発言について「ひどくおとしめる侮辱」で表現の自由の「乱用」だと指摘した。

 ゼムール氏は声明で「表現の自由や民主的議論を締め付けるこの(司法)制度が終わりを迎えるよう望む」とし、上訴する意向を表明した。

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