●情勢大きく変わる可能性

 北國新聞社は15、16日、テレビ金沢と合同で、3月の石川県知事選に関する電話による情勢調査を実施した。調査結果に取材を加味した現在の支持動向は、金沢市長の山野之義氏(59)がわずかにリードし、前参院議員の山田修路氏(67)、元文部科学相の馳浩氏(60)が追う展開となっている。ただ、共産党も月内に候補を擁立する方針で、投開票日まで2カ月近くあることから、今後情勢は大きく変わる可能性がある。

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 28年ぶりに現職が交代する知事選に「関心がある」と答えた人は9割以上にのぼり、注目度の高さがうかがえる。

 知事選は2月24日告示、3月13日投開票。調査では、3割弱が投票先を「決めていない、分からない」と回答した。山野氏が出馬表明した直後に調査を実施したこともあり、情勢はまだ流動要素が多い。

 衆院の県選挙区別にみると、金沢市に当たる大票田の1区は、市長の山野氏と、衆院議員時代に選挙区にしていた馳氏が強く、山野氏に勢いがある。

 南加賀の2区は、山田、山野、馳の3氏が競い合っている。

 能登の3区は、支持する議員が多い山田氏が浸透している。1、2区に比べて「決めていない、分からない」が多く、山野、馳氏も食い込みを図っている。

 支持政党別では、自民は馳氏が一歩リードし、山田、山野氏が続く。立憲民主、日本維新の会では山野氏を挙げる人が多く、山田氏はまんべんなく支持を得ている。

 調査はJX通信社と行った。

  ●「関心ある」93%

 知事選に「大いに関心がある」「少し関心がある」と回答した人の合計は93・7%に上った。

 内訳は「大いに関心がある」が66・0%、「少し関心がある」が27・7%、「あまり関心がない」が5・2%、「全く関心がない」が1・1%だった。

 ■調査の方法

 石川県内の有権者を対象に、コンピューターで無作為に発生させた番号に電話をかけるRDD(ランダム・デジット・ダイヤリング)法で実施し、3009人から回答を得た。

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