正面玄関近くに飾られた「地鳴り」掲載文書を見る生徒=小松商高

 小松商高3年生90人が今年度、北國新聞朝刊「地鳴り」欄へ初めて投稿した。17日までに40人の文章が掲載され、同校は正面玄関近くに掲示した。学校生活や日常で感じたことを率直につづっており、生徒たちが掲載された文を見て感想を話し合ったり、目にした来校者を楽しませたりしている。

 山本民夫校長(59)が授業や部活動以外でも生徒が活躍できる場を探していたところ、地鳴りへ投稿を続ける同校図書館司書の駒田洋子さん(54)が生徒による投稿を提案した。

 3年生の3クラスで国語表現の授業を受け持つ佐渡昌子教諭(30)が夏休み前に文書作成を指導した。生徒の文章は8月以降に順次「地鳴り」欄へ掲載され、そのたびに校内に紙面が掲示された。

 山本校長は、生徒の文章力向上に加え、掲載された際に達成感が得られることを期待している。掲示場所には、生活での何気ない気付きや家族、友人には照れくさくて直接伝えにくい感謝を表した文が並び、友人同士で見る生徒も多い。

 通学で使うJR大聖寺駅で見掛けた、七夕飾りの短冊への思いを書いて掲載された本家侑弥さん(18)は「自分の思いが新聞に載り、友人と共感し合うことができてうれしかった」と話した。

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