能美市根上、寺井、辰口の3中学校に17日、姉妹都市であるロシア・イルクーツク州シェレホフ市の子どもたちから38枚の年賀状が届いた。コロナ禍でも両市の交流を続ける「友情フェスタ」の一環で、生徒らは受け取ったメッセージに異国の友の温かさを感じ取った。
根上中では1年生18人に届いた。サンタクロースや雪だるまが描かれたクリスマスカード仕立てで、「友達よ、新年おめでとう」の日本語と、それぞれに宛てたロシア語のメッセージが書き込まれている。
送り主は児童美術学校の子どもたちで、生徒から「うまい」「すごくきれい」と驚きの声が上がった。相手のメールアドレスも記されており、山口桃愛(ももあ)さん(13)は「ぜひ返事のメッセージを送りたい。ロシアにも行ければいい」とやりとりの継続を誓った。能美の3校からも昨年12月に送付した。
3校に届いた年賀状は全て拡大コピーして、25日から2月6日まで寺井図書館に展示する。
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