石川県は17日、県内で新たに56人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。職場関連で県内117例目のクラスター(感染者集団)の発生を確認した。
新たに感染したのは金沢、小松、白山、輪島、かほく、羽咋、能美、津幡、内灘の各市町と県外在住の10歳未満から70代の男女。症状は一部調査中の患者を除くと、全員が軽症または無症状だった。陽性者は、20代以下が7割を超えた。
感染経路の内訳は、16日にクラスターが公表された県内高校の運動部の部員が1人、濃厚接触者が28人で、残り27人は調査中。県内の累計感染者は8532人となった。
新たな職場関連のクラスターでは、同じ事業所で働く20~50代の男女8人が感染した。いずれも15、16日に公表された感染者に含まれている。
県内では17日午前10時までに、新たに214件の検査結果が報告された。
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