デカローソクに火がともる中、法要を営む僧侶や伏木雅楽同好会員=高岡市伏木古国府

 高岡市伏木古国府の重要文化財勝興寺で15日、「御満座(ごまんざ)法要」として知られる御正忌報恩講(ごしょうきほうおんこう)が2日間の日程で始まった。今年は初めて伏木雅楽同好会が雅楽を奉納した。門徒や住人らは名物の「デカローソク」を前に、親鸞聖人の遺徳をしのんで読経した。

 本堂では高さ約1・8メートルのデカローソクがともされ、浄蓮寺の坂本一穂住職をはじめ参拝者全員で正信偈を唱和した。読経の前後には伏木雅楽同好会のメンバーが篳篥(ひちりき)や龍笛(りゅうてき)、笙(しょう)で「五常楽」「越天楽」を奏でた。法要に先立ち、参拝者は教願寺の岡西法英住職による法話に耳を傾けた。

 16日は午前10時から法話、同11時から読経を行う。

 勝興寺では明治以降、法要のろうそくを寄進してきた寺周辺の2集落がろうそくの大きさを競った結果、「デカローソク」となったとされている。

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