ブリをさばく様子を見学する児童=氷見市朝日丘小

ブリの刺身を味わう児童

 ●出荷宣言遅れでようやく

 氷見市のブランド魚「ひみ寒ぶり」を地元児童に紹介する市の名物事業が13日、同市朝日丘小で始まった。出荷宣言が大幅に遅れたため、昨年12月の当初予定が、年明けにずれ込んだ。同日は6年生36人が解体を見学したり、刺し身を味わったりし、全国有数の「ブリのまち」の恵みを実感した。

 事業は「ひみの魚(ひみ寒ぶり)を知ろう」で、昨年度は新型コロナウイルスの影響で中止になり、2季ぶりの実施となる。

 市水産振興課の高田昌計課長が「ブリを持ってこられて一安心した。目と舌で勉強してください」とあいさつ。ブランド維持のため青い箱に証明書を付けて出荷することを紹介。氷見のブリがおいしい理由として漁場と市場が近く、たくさんの氷を使って鮮度を保っていると説明した。同日の漁獲が797本で累計5599本となったことも話した。

 解体見学では、角安商店の角雅之店主が出刃包丁と刺し身包丁で9・5キロのブリを三枚におろした。児童は手際よく刺し身にして皿に盛り付けるまでを熱心に見入り、1人分ずつに小分けされた刺し身を味わった。

 北川結士君は「ブリはめっちゃ好き。脂が乗っているている部分が最高だった」と笑顔を見せた。越田結愛さんは「氷見のブリがどうしておいしいかが分かりました」と話した。

 同事業は今月28日まで、市内の小学校と義務教育学校の9校で行われる。

無断転載・複製を禁じます