自動車業界の労働組合が加盟する自動車総連は13日、2022年春闘の方針を発表した。ベースアップ(ベア)に相当する賃金改善分の統一要求額は4年連続で掲げない。中小企業の労組が統一要求額に縛られず、柔軟に金額を決められるようにし、大手との賃金格差の是正を目指す。年間一時金の要求は「5カ月を基準」とした。

 東京都内で同日開いた中央委員会で正式決定した。自動車総連によると「月額3千円以上」の統一要求を掲げた16~18年の春闘に比べ、19~21年は中小労組の要求額の幅が広がり、積極的に賃上げに取り組むようになったという。

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