新田知事に要望するスポーツ振興議連の五十嵐会長(左から2人目)=県庁

 県議会スポーツ振興議員連盟の五十嵐務会長ら役員は11日、県庁で新田八朗知事に新年度予算編成に向けた要望書を提出し、富山駅近くで計画する県武道館の整備を着実に進めることなどを求めた。

 県は武道館整備について、民間活力の導入によって開館時期が従来方式より2年遅い2027年度になるとの見通しを示している。副会長の吉田勉氏は既存の武道館に冷暖房設備がなく、駐車場も少ないとし「早く整備してほしいとの声が多い」と述べた。

 これに対し、知事は既存の武道館の老朽化が進んでいるとし「もう少し持たせるにはどうするのかということも知恵を働かせなければならない」と指摘。長く使えるよう工夫する必要があるとの認識を示した。

  ●部活動の地域移行 新年度に事業拡大

 このほか、知事は休日の部活動を地域に移行するモデル事業に関し、今年度は4市町で研究を進めているとし、新年度はさらに拡大する方針を示した。

 宮本光明理事長、武田慎一事務局長が同行し、五十嵐会長はあいさつでスポーツ振興について「世界に羽ばたくワクワク富山の実現に大きく寄与する」と強調した。24年2月に県内で開かれる冬季インターハイに向けた選手強化、施設整備やサイクルスポーツの振興も要請した。

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