石川県は11日、公表済みの新型コロナウイルス感染者の7人が変異株「オミクロン株」に感染していることがゲノム解析で分かったと発表した。このうち県内在住者1人について、県は「県内で初の市中感染である疑いが否定できない」と判断した。県外滞在歴がなく、感染経路は不明という。オミクロン株の感染者は累計で20人となった。

 県はまた、新たに県内の福祉施設でクラスター(感染者集団)の発生を確認し、20代~90歳以上の男女19人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。このうち福祉施設の関係者は4人で、8日に感染が公表された1人を合わせ、計5人となった。内訳は施設の職員が2人、利用者が3人となっている。

 施設内では、マスクの着用や毎朝の検温など感染対策が講じられていた。さらなる感染拡大を防ぐため、11日に派遣された県のクラスター対策班が、感染リスクに応じて施設内を区切る「ゾーニング」などの指導にあたっている。

 県内では11日午前10時までに、新たに158件の検査結果が報告された。クラスターの発生は県内114例目となり、累計感染者数は8154人となった。

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