「未来」の方向へと倒れるご神火=小矢部市の桜町JOMONパーク

 小矢部市教委と桜町石斧(せきふ)の会の「縄文火占いまつり」は8日、同市の桜町JOMONパークで行われた。倒れた方向で今年の運勢を告げるご神火は「未来」を指し示し、来場者は新型コロナウイルスに打ち勝ち、明るい未来が見える1年になるよう願った。

 「幸せの土偶が舞い降りる」をテーマとする今年のシンボル「遮光器土偶」の飾りを付けた青竹が広場に立てられた。桜町遺跡の環状木柱列に見立てた8本の柱に新たに採用された「活力」「前進」のほか、「協力」「元気」「はばたけ」「おもいやり」「勇気」「未来」の占い札が貼り付けられた。石斧の会と来場者が周囲にキャンドル100個を設置した。

 市民劇団「めるへん劇団」の岡本茂男さん(56)=同市藤森=が祭祀(さいし)を進行した。児童が点火すると、ご神火は激しく燃え上がり、約10分で倒れた。岡本さんの宣言に合わせ、来場者が万歳三唱した。

 会場では火起こしや弓矢、「土偶塗り絵」の体験も行われ、親子が歓声を上げた。

 石斧の会の山本護会長(79)は「今年は天候に恵まれ、多くの子どもたちが訪れた。『縄文のふるさと』である小矢部に明るい未来が訪れてほしい」と期待を寄せた。

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