10年前から作ってきた「羽NEWS」を眺める坂田さん=宮保町の自宅

全日本選手権男子で2年連続6度目の優勝を果たした羽生選手=昨年12月26日、さいたまスーパーアリーナ

  ●大震災機に仙台から移住 「3連覇」掲載願う

 フィギュアスケート羽生結弦(ゆづる)選手と、長男(26)が小中学校の同級生だった縁で、「羽生結弦君を応援する会」を作った仙台出身の自営業坂田俊晃さん(61)=金沢市宮保町=発行の会報「羽NEWS(ハニューズ)」が、北京冬季五輪で100号を迎える。東日本大震災を機に金沢に移住した坂田さんは、羽生選手の活躍を96回にわたりファンや被災者に伝えており、節目の号に五輪3連覇の快挙が載ることを願っている。

 坂田さんは2011年6月、金沢で開かれたフィギュアスケート金沢(北國新聞社主催)に出場した羽生選手と再会し、被災地の復興の力になりたいと、応援する会をつくった。羽生選手の活躍を会報で伝えるほか、毎年、震災発生日前に集会を開いている。

 11年10月29日の第1号では、羽生選手が世界ランキング13位になったことが紹介されており、坂田さんは「その時は五輪3連覇が期待される選手になるなんて思ってもみなかった」と振り返る。

 当初は県内で数人の会員から始まった会は、今では全国160人に増えた。会報では、羽生選手がけがをした時には、会員から復活を願う絵馬の写真を集めて掲載し、ソチ、平昌五輪の優勝時には仙台でのパレードの様子を伝えた。羽生選手から感謝の手紙が届いたこともあった。

 会報は6日に97、98号が完成し、五輪直前に99号を作る予定にしており、100号で五輪の結果を届ける。

 北京で五輪3連覇が懸る羽生選手について、坂田さんは「勝っても負けても、ここまで頑張ってきた羽生君をねぎらう誌面にしたい」と話した。

無断転載・複製を禁じます