石川で「オミクロン株」新たに２人判明　県内９人新規感染　新型コロナ

　石川県は６日、新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の感染者が新たに２人確認されたと発表した。市中感染が確認されている地域での滞在歴がある人と、オミクロン株への感染が確認された人の濃厚接触者で、ゲノム解析で判明した。

　また県内では新たに９人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。うち６人は濃厚接触者、１人はクラスター（感染者集団）が発生した福祉施設の関係者。残りの２人の感染経路は分かっていない。

　新たに感染したのは金沢、白山、七尾市、宝達志水町と県外在住の１０～８０代の男女。症状別では７人が軽症で２人が無症状。

　県内の感染者の累計は８０７２人となり、入院療養中の患者は６０人（前日比１１人減）となった。県内では同日午前１０時までに７２０件の検査が行われた。