石川県は28日、県内の福祉施設の利用者4人、クラスター(感染者集団)が発生した千木病院(金沢市)の患者10人の計14人の新型コロナ感染と、治療中だった90歳以上の男性(内灘町)の死亡を発表した。福祉施設の感染は計6人となり、県内113例目のクラスターとなった。

 福祉施設の4人はいずれも70代以上の女性で、症状はない。全員がワクチンを接種しており、2回目の検査で判明。23日に利用者2人の感染が公表され、県は職員ら約100人、利用者約80人を検査していた。

 千木病院の10人はいずれも70代以上で3回目の検査の結果、判明した。2人が中等症、8人が軽症か無症状でクラスターの累計は65人。

 県内の感染者の累計は取り下げが1件あり、8042人。県指標は病床使用率が7・2%、1週間の新規感染者が39人にそれぞれ減少した。28日は5人が治療、療養を終えた。

  ●宝達志水で感染者

 宝達志水町の特別養護老人ホーム「ちどり園」は28日、入居者4人が新型コロナに感染したとホームページで発表した。同園では21~22日に入居者2人が陽性となっていた。寳達典久町長は同日、福祉施設の新規入所者へのPCR検査費用を助成する方針を示した。

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