子どもを励ましながら勉強を教える木村さん=高岡市福岡町江尻

 高岡市福岡町江尻の介護施設「森の住まい」で、元教員だった利用者が、職員の子どもの学習を支援している。28日、同施設で福岡小児童4人は利用者との交流を楽しみながら、学校の宿題や自主教材に取り組んだ。

 学習支援に当たっているのは約30年間、市内で小学校教員を務めていた木村玉喜(たまき)さん(90)ら利用者2人で、児童に漢字の書き取りや足し算、引き算を教え、丸付けをしながら「よくできた」と励ました。

 1年の古村海知(かいち)君(7)は「上手だねと褒められるとうれしくて、片仮名や漢字をもっと頑張りたいと思った」と笑顔を見せた。

 学習支援は、職員から子どもの長期休暇中の勉強について相談を受けた木村さんが引き受け、今年の夏休みから始めた。今回は冬休み中の7日間行う。

 海知君の母稚春(ちはる)さん(40)は「子どもが自分から勉強をするようになり、夏休み後は初めてテストで満点が取れた」と感謝している。木村さんは「褒めると子どもが喜ぶ姿を見るのが楽しい。一生懸命働く母親を手伝ってあげたい」と話した。

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