前半に5本の3点シュートを決めた晴山=富山市総合体育館

 ●晴山、前半スリー5本

 バスケットボール男子Bリーグ1部(B1)(26日)富山グラウジーズは富山市総合体育館で群馬クレインサンダーズと対戦、前日に勝利した相手に大接戦の末、90―95で惜敗した。終盤の勝負どころで相手が一枚上回り、年内最後のホーム戦を2連勝で飾れなかった。通算成績は8勝15敗で、西地区の順位は9位に下がった。

 「群馬はビッグクオーターをつくる。走られないように」。前日夜、群馬に勝利した富山の浜口炎ヘッドコーチ(HC)は相手の爆発力による大量失点に警戒したが、第1クオーターは相手の3点シュート攻勢で大量リードを奪われ、幸先の悪い出だしとなった。

 嫌なムードを払拭(ふっしょく)したのは、晴山ケビンだった。第1クオーターの終盤に3点シュートを1本決めると、第2クオーターは借りを返すかのように止まらない。2本連続を含む4本を沈め、チームに勢いをもた

らした。富山は堅守からの速攻でリズムに乗り、連係プレーも光った。同点、そして逆転につなげ、55―52で前半を折り返した。

 後半は前半のような点の取り合いからペースが落ちたものの、一進一退の攻防が繰り広げられた。4点ビハインドで迎えた第4クオーターは水戸健史が豊富な運動量で攻守にわたる活躍を見せて再逆転し、一時は4点リードの展開に。その後は手に汗握るシーソーゲームが続き、3点を追う残り6秒でドワイト・ラモスのラストプレーに懸けたが、3点シュートはリングに嫌われ、万事休した。

 ブライス・ジョンソンとジョシュア・スミスがいずれも12得点12リバウンドと2部門で2桁の「ダブルダブル」を記録。大黒柱のジュリアン・マブンガは要所で活躍し、チーム最多の21点を挙げた。

 試合後、水戸は「追い付いて逆転して勝ち切ることもできた。攻守をしっかりと締めなければいけない」と唇をかんだ。富山は29日、千葉県の船橋アリーナで千葉ジェッツと対戦する。

 ▽Bリーグ1部(富山市総合体育館、2184人)

群  馬95 30-22 90富  山
11勝12敗 22-33  8勝15敗
       24-17
       19-18

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