「直会飴」を前に、絵馬、正角盆、梅皿を紹介する五反さん(左)と米田さん=南砺市の越中一宮髙瀬神社

 南砺市の越中一宮髙瀬神社の巫女(みこ)2人が、来年の干支(えと)「寅(とら)」を題材にした絵馬と正角盆、梅皿をデザインした。高岡工芸高で学んだ成果を生かした2人は「試行錯誤して仕上げた。手に取った人が優しい気持ちになってほしい」と声をそろえた。

 デザインしたのはデザイン絵画科を卒業した五反(ごたん)日乃(ひの)さん(20)と工芸科漆コース出身の米田亜依さん(20)。五反さんが絵馬、米田さんが正角盆と梅皿を手掛けた。絵馬は寅に加え、ヒョウタンや打ち出の小づち、米俵などを組み合わせた絵柄として、五反さんは「縁起の良さを強調し、幸せの多い2022年になるよう願った」と語った。

 正角盆と梅皿は中央に寅や破魔矢、松竹梅をあしらった絵柄で、米田さんは「バランス良く仕上がった。寅の絵はかわいくなりすぎず、強さも伝わるよう工夫した」と話した。

 絵馬は500円で授与、正角盆と梅皿は企業などの団体参拝の記念品とする。

 ●「直会飴」も準備

 同神社は、祈祷(きとう)を受けた参拝客がお神酒を飲めない場合、代わりに提供する「直会飴(なおらいあめ)」を準備した。「寅」をデザインした3種類が用意された。

 初詣限定の御朱印も準備した。御朱印帳への記帳は行わず、持ち帰り用の和紙のみとしている。和紙は桃色で、「初詣」の金色の印が押されている。

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