雪かきに励む野球部とサッカー部の部員=小松市津波倉町

スコップを手に作業を進める部員

  ●奉仕2年目、住民喜ばす

 小松大谷高の野球部とサッカー部の1、2年生62人は26日、同校がある小松市津波倉町で雪かきボランティアに励んだ。地域貢献として昨年度始めた取り組みで、まとまった積雪となった同日は今季初めて出動した。参加した部員は「除雪は任せて」とトレーニングを兼ねて民家の前や歩道などで作業し、住民は「本当にありがたい」と感謝の声を掛けた。

 部活動の練習で集まった野球部の部員とマネジャー計54人と、サッカー部の遠征メンバーを除く部員8人が朝からスコップを手に作業を進めた。住民の要望を聞きながら小学校の通学路となる歩道や高齢者宅の前、店舗の駐車場、ごみ集積所などで力を合わせて雪をどかした。

 このうち、野球部員は2グループに分かれ、交代で除雪と練習に取り組んだ。横濵駿主将(2年)は「いつも自分たちが練習できるのは、地域の支えのおかげ。恩返しとして感謝の気持ちで雪かきに取り組んだ」と力を込めた。

 サッカー部の和田健汰副キャプテン(2年)は「トレーニング代わりになる。地域には高齢者も多いと思うので、少しでも楽に歩けるようになればうれしい」と笑顔を見せた。

 津波倉町内会の清水豊済副会長(57)は「こっちから言わんでもやってくれて、頭が下がる。子どもたちも車道を歩かず安全に行けるし、助かる」と目尻を下げた。

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