バドミントンの世界選手権男子ダブルスで初優勝し、メダルを掲げる保木卓朗選手(右)と小林優吾選手=ウエルバ(共同)

男子ダブルス決勝でプレーする保木(左)・小林組=ウエルバ(AFP時事)

 ●弟分金子選手 躍進に「子どもの力」

 スペイン・ウエルバで開催されたバドミントン世界選手権男子ダブルスで19日、保木卓朗・小林優吾組(トナミ運輸)が優勝を飾った。「世界一ペア」の称号を揺るがないものとし、所属チーム「トナミ運輸」の関係者も喜びであふれている。

 2人の活躍にトナミ運輸の指導者やチームメートからは「刺激を受ける」「すごいの一言」と称賛する声が相次ぎ、20日の練習は普段より熱気を帯びた。

 「これで世界一を決定付けた」。荒木純監督はワールドツアー・ファイナルでインドネシア、世界選手権で中国の各ペアを破っての優勝に「いずれも国内トップクラスの選手。二つの優勝は重みがある」と振り返った。

 「より前で・より高く・より速く」の競技の3原則に磨きが掛かっているとし、「この1年で心技体がすさまじく成長している。世界ランク1位も近いのではないか」と声を弾ませた。

 2人の中学、高校からの後輩で「弟分」である金子真大選手は「本当に刺激をもらった。早く2人に追い付きたい」と興奮冷めやらぬ様子で語った。

 保木選手は今年4月に長男、小林選手は昨年12月に長女を授かり、9月からの海外転戦中も「子どもに会いたい会いたい」とずっと写真を眺めていたという。金子選手は2人の躍進に「かわいい子どもの力が大きいのかもしれませんね」と笑った。

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