来年1月に営業を終える金沢フォーラス1階のスターバックスコーヒー=金沢市堀川新町

 金沢市の金沢フォーラス1階で営業するコーヒーチェーン「スターバックスコーヒー」が来年1月10日に営業を終了し、閉店する。金沢駅周辺にある4店のうちの1店舗で、フォーラスが開業した2006年にオープンし、若者の待ち合わせ場所としても利用されてきた。フォーラスの大規模改装に伴う閉店となり、スタバの運営会社は移転も検討している。

 金沢駅周辺は、フォーラス1階と6階、金沢百番街、クロスゲート金沢に計4店が並ぶ「密集地」。フォーラス1階の店舗は最も営業期間が長い。

 スターバックスコーヒージャパンは北陸新幹線金沢開業後に金沢駅の利用者が急増したことから、昨年6月に金沢百番街のリント、同8月に金沢駅金沢港口(西口)の複合施設「クロスゲート金沢」に新店を出した。

 スターバックスコーヒージャパンの担当者は「金沢駅の玄関口の店舗として多くの方にご利用いただいた。周辺3店舗でサービスを提供していきたい」とコメントした。移転するかどうかについては「回答を控える」とした。

 金沢フォーラスはリボーンプロジェクトと銘打ち、3段階に分けての改装を計画している。10~12月の第1弾では、無印良品やロフトを導入した。第2、3弾の時期は未定で、ファッションとフードを柱にてこ入れを図る。

  ●周辺のコーヒー店、続々入れ替わり

 金沢駅周辺では、コーヒー店の入れ替わりが相次いでいる。

 金沢百番街のリント内のタリーズコーヒーが昨年8月で閉店し、同11月にはアパホテル金沢駅前のシアトルズベストコーヒーが閉店した。今年3月には百年珈琲がリントに出店するなどした。駅周辺で営業するコーヒー店の担当者は「駅周辺はコーヒー店の激戦区。スタバとは異なる客層の需要を取り込みたい」と話した。

  ●石川県庁近くに2月新店

 スターバックスコーヒージャパンは来年2月に、石川県庁近くの金沢市藤江北4丁目に新店を出す予定。昨年6月に閉店した金沢市有松3丁目の「金澤文苑堂TSUTAYA有松店」跡地で新店をオープンさせる。

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