石川県選挙管理委員会は16日、任期満了に伴う知事選の日程を来年2月24日告示、3月13日投開票と決めた。いずれも立候補を表明した自民党の馳浩元文部科学相(60)、山田修路参院議員(67)による保守分裂が現実味を帯びる中、関係者の準備が本格化する。
さらに同党出身の山野之義金沢市長(59)も出馬に意欲を示しており、三つどもえとなる可能性がある。
このほか、共産党県委員会などで組織する「憲法を生かす新しい県政をつくる県民の会」が年内の候補擁立を目指している。
現職の谷本正憲氏(76)は来年3月26日の今任期限りでの退任を表明している。
知事選は選挙経費と事務負担の軽減などのため、過去4回と同様、輪島市長選と同日選となる見通し。
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