ポスターを手にフレアバーテンディング全国大会をPRする川内さん=富山市内

 曲芸のように酒のボトルやシェーカーを操ってカクテルを作る「フレアバーテンディング」の全国大会が5日、富山市内で開かれる。同市桜町でバーを経営する川内大樹さん(32)が独自に2019年に初開催した大会で、昨年は新型コロナウイルスの感染拡大で断念。今年も「第5波」で8月に予定した大会が中止となったが、「コロナで疲弊するまちを元気にしたい」と全国のバーテンダーに参加を呼び掛け、2年ぶりの開催にこぎ着けた。

 2回目となる大会は富山市のホテルグランテラスで開かれる。世界大会の優勝経験者など全国からトップバーテンダーが集まり、パフォーマンスとカクテルの味を競う。

 桜町にあるバー「HYDEOUT(ハイドアウト)」のオーナーである川内さんは、フレアバーテンディングの魅力を広めたいと19年10月に大会を市内で初開催。富山のほか、北海道や東京、大阪などから約20人が腕を競った。

 昨年11月に計画した第2回は、コロナの影響で今年8月に延期にした。ただ、開催直前に県独自の警戒レベルが「ステージ3」に引き上げられて開催を見送った。川内さんのバーも休業や時短営業を余儀なくされたが、その間も技に磨きをかけながら全国のバーテンダーに大会への参加を求めてきた。

 川内さんがフレアバーテンディングの道に入ったのは14年。市内のバーでパフォーマンスを見て、脱サラしてバーで経験を積んだ。全国規模の大会で優勝したこともある川内さんは「格好いいパフォーマンスを見てもらい、少しでも元気になってもらえたらうれしい」と意気込んでいる。

 当日は、川内さんが南砺市利賀地域に自生する木「クロモジ」で作ったジンやトニックウオーターのカクテルも提供される。午後2時半開場で入場はチケットが必要となる。問い合わせは川内さん=090(3763)7148=まで。

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