3回目のワクチン接種を受ける医療従事者=高岡市の高岡ふしき病院

 ●オミクロン株、第6波に備え

 新型コロナウイルスワクチンの3回目の追加接種が2日、富山県内のトップを切って高岡市の地域医療機能推進機構・高岡ふしき病院で始まり、医療従事者42人が米ファイザー社製ワクチンの接種を受けた。国内で新たな変異株「オミクロン株」が相次いで確認される中、県内自治体では来年1月末までに順次、医療従事者への接種を始め、「第6波」への対応を急ぐ。

 高岡ふしき病院では、医師や看護師らが列に並んで順番にワクチンを打ち、15分の経過観察を行った。看護師の福島喜代美さん(61)は「人の行動が活発になっているが、引き続き、コロナを院内に持ち込まないようにしないといけない。接種が第6波への備えになる」と話した。

 高嶋修太郎院長は、オミクロン株については現時点で感染力などの情報が少ないとした上で「患者や家族にできるだけ多くワクチンを接種してもらい、集団免疫を獲得していくことが大事だ」と強調した。高岡ふしき病院の接種対象者は242人で、17日までに打ち終える。

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