厄除面作りを進める巫女=小松市の安宅住吉神社

 小松市の安宅住吉神社で、厄を吸い取るとされる正月の縁起物「厄除面(やくよけめん)」の製作がピークを迎え、巫(み)女(こ)6人が和紙で作られた面に筆で目や口を描いた。巫女はコロナ禍の終息や参拝者の家内安全を祈念して丁寧に筆を動かした。

 面は縦8センチ、横5センチで、歌舞伎「勧進帳」で知られる安宅の関守・富樫家に約800年前から伝わる翁(おきな)の面をかたどっている。厄を吸い取るほど顔が黒ずみ、神棚に飾ると御利益があるとされる。15日までに5千個を仕上げる。

 同神社では参拝者の密集を避けるため20日ごろから新年祈願を受け付け、厄除面を配布する。巫女の村上亜瑚さん(20)は「コロナの厄を吸い取って、早くみんなで安心して過ごせるように願っている」と話した。

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