水揚げされる加能ガニ=11月、金沢港

 石川県水産総合センター(能登町)が2日発表した漁海況情報によると、11月6日のズワイガニ漁解禁から24日までの県内主要港の水揚げ量は雄の加能ガニが44・0トン、雌のコウバコガニが63・1トンで、雄は過去5年平均(63・5トン)を下回り、雌は平均(70・3トン)並みだった。センターによると、漁解禁後、しけの影響で出漁できない日が多く、水揚げ量が減少した。

 出漁した漁船が1日当たりに水揚げした量を過去5年平均と比べると、雄が10%減と平均並み、雌が18%増と上回った。過去5年の推移をみると、1隻当たりの水揚げ量は安定しており、出漁日が増えれば漁獲が見込める。

  ●フクラギ豊漁見込み

 12月~来年3月の県内の定置網漁によるフクラギの水揚げ量は312トンと予想し、前年の5倍、過去5年平均の2・1倍と豊漁が見込まれるとした。

 フクラギの水揚げ量は1月の能登半島北西沖の水深200メートルの水温が低いほど多い傾向がみられる。今季の水温は過去5年平均より低いと予想されることから見積もった。

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