今任期での引退を表明した石川町長。後ろは吉村氏=30日午前10時20分、穴水町役場

 穴水町の石川宣雄町長(79)=4期、大町=は30日、町議会12月定例会の本会議で「今任期で区切りを付けたい」と述べ、来年1月23日投開票の町長選に出馬せず、引退することを表明した。

 石川町長は公立穴水総合病院の経営健全化や能登半島地震からの復興などを振り返った。教育施設整備や過疎化への対応など課題は山積しているとし、「心残りだが、新たな舵取り役には新しい発想で真摯(しんし)に立ち向かってほしい」と述べた。

 石川氏は2006年の町長選で初当選。10、14、18年に無投票で再選。1月に新型コロナに感染して入院し、約3カ月公務を離れた。

  ●出馬意向の吉村氏議長辞職

 本会議では、町長選に出馬する意向を固めている吉村光輝議長(51)=地蔵坊=が辞職し、後任議長に山本祐孝氏(73)=4期、川尻=が就いた。本会議後、吉村氏は「自らの出馬の意思を固めた。住民向けに後日、詳細を報告させていただきたい」と語った。現時点で吉村氏以外に立候補に向けた動きは見られない。

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