週明け29日の東京商品取引所で中東産原油の先物が急落した。株価終値に相当する1キロリットル当たりの指標価格の清算値は4万9580円を付け、2カ月ぶりに節目の5万円を下回った。下げ幅は前週末比3630円。今年最大で、昨年4月下旬以来約1年7カ月ぶりの大きさとなった。

 岸田文雄首相が29日、新型コロナウイルス変異株のオミクロン株流行を防ぐため、外国人の新規入国禁止を表明した。原油市場では、原油から製造する航空燃料の需要が世界的に減るとの予想が強まり先物が急落した。

 これに先立つ前週末の夜間取引では4万7690円を付ける場面もあった。

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