店頭に天日干しされた約800本のサケ=富山市柳町1丁目の鮮魚店

 歳暮用として人気の高い新巻きザケの天日干しが28日、富山市柳町1丁目の「鮮魚河瀬」で始まり、店先を覆い尽くしたサケ約800本が師走の雰囲気を漂わせた。

 店員12人が午前4時から作業を開始。体長70~110センチのオホーツク海産サケを水で洗い流して内臓を取り除き、口からえらに縄を通して約4時間半かけてつるした。

 干したサケは5日間ほど寒風にさらして身を引き締め、うま味を凝縮させる。12月3~5日に同店の「河瀬まつり」で販売する。

 昨年、国内のサケの漁獲量は過去最低を記録。今年も昨年並みの不漁が続いているが、同社では年末までに昨年と同じ約2千本を加工する。河瀬聡社長(51)は「今年も新型コロナウイルスに振り回された1年だったが、いつもと変わらないサケの味を届けたい」と話した。

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