くま川鉄道の出発式=28日午前、熊本県湯前町

 昨年7月の豪雨で被災し不通が続いていた熊本県の第三セクターくま川鉄道は28日、一部区間の肥後西村―湯前間の18・9キロで運行を再開した。同県湯前町の湯前駅で開かれた出発式には大勢の住民が駆け付け「待ちに待った再開だ」と祝福した。

 くま川鉄道は、人吉温泉駅(同県人吉市)と湯前駅の24・8キロを結ぶ。豪雨で保有する5車両全てが浸水し、球磨川に架かる橋が流失するなどの被害が出た。橋が再建されておらず、全線再開の時期は未定。

 出発式で、くま川鉄道会長を務める松岡隼人人吉市長は「道半ばだが復旧・復興への大きな光を感じている」とあいさつした。

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